キジ猫世間噺大系

一人暮らしで猫を飼った男の末路

「客引きはカス」「200%ぼったくり」というアナウンスが歌舞伎町で流れているらしい

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いよいよ日本一の歓楽街である新宿は歌舞伎町のぼったくり規制が本格的になってきた。悪質な客引き行為への注意を促すため「客引きはカス」「200%ぼったくり」といった過激なアナウンスが定期的に放送されているという。僕はまだ聞いたことがないが、こんな感じらしい。

「歌舞伎町を楽しむ善良なる諸君。貴公は知っておるか? 客引きが全員ぼったくりであるということを。3倍どころではない。あえて言おう。やつらはカスであると。200パーセント!200パーセントぼったくりだ!ぼったくりの客引き、やらせはせんぞ!」

 

全員ぼったくりとはこれまた大きく出たなと思ったが、じじつそうなのだから仕方ない。客引きは「いい加減にしてくれ~」と泣いているという。おまんま食い上げもそう遠くないかもしれない。

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先日会社の後輩もぼったくられた

客引きにぼられたという話は僕の身近にたくさんあって、この前も会社の後輩が錦糸町で7万ぼったくられた。彼は泥酔状態で客引きの女に引っ張られて、記憶があいまいなままコンビニATMで2回も金をおろしたという。おそらくサービスのグレードが上がるに連れて追加Feeを請求されたのだと思うが、いかんせん本人が全く覚えてないというので真相は闇の中である。彼は笑い話にしていたが、7万である。高すぎる授業料に一人泣いたはずだ。

幸いにして僕はそこまで悪質なぼったくり被害に逢ったことはない。客引きに着いていったこともあるし、入店前の価格交渉に関してはそれなりに場数を踏んでいるが、実際に法外な値段を請求されたことはないのである。

 

巧みなキャッチフレーズについ笑ってしまう

で、夜に新宿、上野、神田あたりを男だけで歩いていると必ずキャッチが声をかけてくる。キャッチは己の口上だけでカネを生み出すプロであるからして、その話術は時に芸術レベルに昇華されていたりする。中でも一言で爆笑を誘うものもおり、僕は煩わしさ反面楽しんでいたりするのである。

「なでしこしこジャパンどうすか~?」

「扇風機キャバクラ始めました~」

「うちでしか取れないポケモン捕まえませんか~!?」

いやこんなん笑ってまうやろ。

ちなみに女性が仲間内に一人でも紛れていると一切声がかからない。ドラクエでいうところのモンスターとのエンカウント率を大きく下げる呪文トヘロスの効果を実生活で感じることができるのである。

 

この店は嘘つきだ!

僕はと言えば大きくぼられたことはないが、プチぼったくりには幾度となく遭遇している。まず、キャバクラ等の場合は女性の飲み代は大幅にノセられていて、それは延長等したらもう2000%そうである。50分4,000円ぽっきり!で入った場合はちゃんと50分で出ればよいが、延長した途端会計が不明瞭になる謎。また、カード支払い手数料が20%乗る場合があり、これは完全にぼったくりだと思うがキャッシュを持ってないから仕方ない。泣き寝入りしかないのだ。

また、居酒屋なんかでもプチぼったくりは横行しており、キャッチに「飲み放題800円!」という激安プランを提示されて4人でノコノコ入ったら、出鼻で「この店は嘘つきだ!」と悪態つきながら店を出るオッサンとすれ違った。

なんだったんだろう。。と訝りながら席に着くと「お客さんの帽子かっこいいですね!」なんて店員が言うもんだから「この店は嘘つきだwww」と返しひとしきり笑っていたところ、「お一人様必ず2品注文してくださいね」と来た。既に1軒目で相当食っていたため一人2品もマジでいらない。しかも単価が高い。枝豆700円とか。しょうがないので枝豆やおしんこみたいな軽いものばっかり頼むしかなかった。で、きっちりお通しで600円取られてた。一人総額3,000円弱。つまらん出費である。

 

トラブルに巻き込まれたら

ここで改めて書いておくが、そも客引き行為は全般的に違法である。風営法にはちゃんとこう定められている。

 

第二十二条  風俗営業を営む者は、次に掲げる行為をしてはならない。
一  当該営業に関し客引きをすること。
二  当該営業に関し客引きをするため、道路その他公共の場所で、人の身辺に立ちふさがり、又はつきまとうこと。

 

なので、もし怖い人に脅されるパターンに遭遇した場合、断じてビビッてカネを払うようなことがあってはならない。即110番。これが正着である。余裕があるならスマホのボイスレコーダで録音するのがよし。れっきとした恐喝の証拠を持ったら交渉カードになる。

まあ、僕の場合はそんなケースの時に酔っ払っているパターンが多いと思われ、有事の際は全く頼りにならないことが容易に想像できるのが悲しいところである。

これから忘年会シーズンに突入するが、どんなに飲んでも客引きには絶対に着いていかないようにしよう。