キジ猫世間噺大系

キジ猫世間噺大系

一人暮らしで猫を飼った男の末路

猫は人間のことを異様にデカい猫だと思っているらしいが本当だろうか

ネットを見てると猫の下僕として日夜メイドの如き働きで猫に忠誠を誓っている飼い主も多いが、僕は猫との関係は一定の線引きをしており、完全に主従関係を明らかにした上で接している。(つもりである)

とは言うものの、近頃寒くなってきて猫が毎日夜布団で一緒に寝てくれる。この喜びは猫飼いにしか分かるまい。僕の猫を選ぶ基準はそもそも一緒に寝てくれるかどうかであり、これだけ書くとどんだけ体目当てだよというツッコミを想定するが、そう考えた人はもう少し大人になるべきだろう。何にせよ、一緒に寝ている時の猫のゴロゴロ音に日々の疲れを癒されている毎日である。

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 ※安らかに眠る猫はさながらツチノコの様相をていしている。

 

無駄にデカい猫、でも敵じゃない

さて、本題だが、猫は人間のことを異様にデカい猫だと思っているという説を聞いたことはないだろうか。最近発表されたイギリスの何やら偉い学者の研究では、猫達は飼い主を「無駄にデカい猫、でも敵じゃない」と思っているそうである。猫に猫と思われているとは何とも心外な話であるが、その理由をみてみよう。

 

猫は家畜化の程度が低い?

偉い人の研究の話では、猫は犬なんかと違い、人間の手助けをするような目的で繁殖されたものではなく、見た目重視で品種改良が重ねられた存在であるからして、家畜化の程度が低いということである。よって、野生の血が濃く流れているから人のことを猫と認識するだと?いや論理の飛躍があるでしょ。

野生の血が濃かったらこの写真のようにバカなことをするだろうか。ウイスキーのケースに頭を突っ込んで寝ているのだが、こんなところを野性の鷹なんかに狙われたら一発アウトである。

余談だが、カブトムシを捕まえる時、木にとまったカブトムシが逃げたことがない。「その時用の羽ちゃうんけ!」と思うのだが、それが王者(ムシキング)の風格なのだろうか。

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また、猫が飼い主の手足にすり寄る行動は、その飼い主をはっきりと猫として扱った上ではっきりと親愛の情を示す方法なのだという。確かにうちの猫は僕がどこに行くにも追いかけてきて半ばストーカーと化しているのだが、それが猫と見なされていることに繋がるだろうか。

そしてなぜかいつもPCに乗って邪魔してくるのはなぜだろうか。

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じゃあ以下の行動はどう考えればいい?

上記の通り猫が僕のことをデカい猫だと思っている問題については異を唱えているのだが、それを裏付けるのが以下の写真である。

うちの猫はどんなことがあっても僕に対して本気で怒ったりしない。昨日だって金曜ロードショーの紅の豚のエンディング曲に合わせて猫をリズミカルに触ってみたのだが、嫌な顔をして噛みついてはきたがあくまでも甘噛みであり、本気でキレたりはしなかった。

猫が本気でキレると「ハァー!シャァー!」と一説によると蛇の真似をするかのような威嚇音を発し、本気で飛び掛ってくるものである。

以下の写真はゴールデンウィークに実家に猫を連れ帰って、実家猫に合わせたシーンであるがご覧の通り耳を伏せ「ハァー!」と威嚇をしていた。この反応をするところを僕はこの時しか見たことがないため、明らかに猫は猫に対してのみ本気でキレているということになるのである。

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うちの猫は僕のことを猫だとは思っていない!

猫は猫に対してのみ反応が変わる、よって僕は断じてデカい猫などと思われていないことがお分かり頂けただろうか。では何だと思われているのか。結論を言えば下僕だろう。毎日餌を用意し、トイレ掃除をし、おやつを与え遊んでやる。これを下僕と呼ばず何というか。でも、少なくとも主従関係ではなく友情関係くらいに思っていてほしいものである。

 

 余談 キジトラ模様は猫の祖先のデフォルト模様である!

僕の猫はキジトラ模様をしているが、これはイエネコの中で最も多いパターンであり、そのルーツはイエネコの祖先リビアヤマネコに遡る。リビアヤマネコはキジトラパターンである。1,300年前の平安時代頃に唐から日本に連れてこられた猫がリビアヤマネコだったため昔の猫はキジトラばかりであった。そして、猫が人間と共生し始めたことで天敵から身を守る必要がなくなり、突然変異の白や茶や黒の猫が野生で死なずに生き残った。今のバラエティ豊かな猫の模様は言わば平和の産物というわけだ。

で、巷ではキジトラ猫は野生の血が残っていると言われているが、僕はそれも違うと思う。今日も自転車で家に帰っていたら以下のキジトラ猫達に遭遇したが、全く逃げるそぶりもなく、うちの猫同様野生感は皆無であった。

 

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したがって、猫が人間に慣れるかどうかに模様は関係なく、生後間もない期間に人間と触れ合う機会が多いかどうかが人馴れを左右する唯一の要素であるというのが僕の持論である。

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 ※目つきは鋭いが、めちゃくちゃ人懐っこい猫だった。