はぁ~飲んだ飲んだ。今日も今日とて営業末端社員は外出先から直帰できると思いきや、上司と飲みに行くことに。普通は忌避すべき事態とも言えるが飲み好きの僕はWelcomeなのである。結構楽しかった。
さて、こんな夜に思い出すはギロッポンのあの夜。2ヶ月前の蒸し暑い日である。その日僕はギロッポンにいた。そう、エビゾウがリオンにボコられた、あのギロッポンである。灰皿テキーラである。西麻布だし、というツッコミはなしでおなしゃす。
ギロッポンの街に佇む非リア
なぜ僕みたいなもんがギロッポンにいたかと言うと、それはまた3ヶ月前に遡る。僕みたいな末端営業ソルジャーはよく得意先の人と飲むのだが、仕事ほぼ関係なしの飲み会でとある人と出会うことになる。某大手企業に勤めるTさんである。Tさんは完全に声変わりのタイミングを逸してしまった40代独身オッサンであり、そのハイトーンで口角泡を飛ばしながらしゃべるスタイルはおすぎを彷彿とさせた。
おすぎトーンに調子を合わせていた僕はなぜかTさんに気に入られ、ラインを交換することになった。フシダラな海外駐在の武勇伝にしっかり食いついたことが功を奏したのだろう。ちなみにその日僕がTさんに社交辞令で送ったラインは「また例の中国のカラオケの話詳しく聞かせてください!」であった。我ながらプライドのカケラもなかった。
そんなある日、Tさんからあるイベントの誘いがラインで送られてきた。内容は下記の通り。
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こんにちは、株式会社●●のTです。
先日はご一緒させて頂きありがとうございました。
さて今度とあるパーティが六本木で数十人規模で予定されております。
女子の綺麗さはかなりのレベルみたいです。
日程予定は6月某日。もしよかったら是非ご一緒しませんか?
(友達お誘いの上でも全然OKです)
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私も営業職の端くれ、気づけば二つ返事で「おなしゃす!」していた。
ここで断っておくが、決して女子の綺麗さが気になったわけではなく、仕事上何らかの案件に繋がるような気がしたからである。ホントだよ。そしてこれが後の悲劇を招く。
6月某日夕刻、僕は黒人が闊歩するギロッポンの大きな交差点にいたーーー。
さぁてと、続きを書きたいのは山々なんだけど、もう飲みすぎてキツイ。内勤ばっかだけど、僕みたいなもんは体が資本なのである。続きはまた明日、おやすみなさい。