初代バイオハザードが出た時はまだ小学生だったんですが、鍵っ子のあんま仲良くない友達が親に買ってもらってたんです。そいつに感想聞いたら怖すぎて既に捨てたと言ってました。夜にディスクからゾンビが出てくるんじゃないかと思ったんですかね。かわいいかよ。
そんで先日の連休暇だったんで夏だしバイオやってみるかって7を買ってみたんですよね。まだ半分も進んでないんですが、これがめっぽう面白い。なんかバイオって組織とかアンブレラ社とか政治がどうとか設定がゴチャゴチャしてるじゃないですか。1から順にやってかないと追いつけない初見殺しじゃないですか。結局「要するに、全部ぶっ潰せばいいんだろ？ヒャッハー！」てなってストーリーとかよく分からんくなってバーサーカー化するのがオチなんです。
でも7はこれまでのストーリーとか関係ない全くの独立モノで、登場人物も少なくて、とある農家の一晩の出来事といった趣きでとっても狭く深いんです。そしてめっちゃ画質のクオリティが高い。
僕がプレステ2の画質のイメージに留まっているだけなのかも知れないが、今のゲームは本当にキレイ。森とかすごいよ。草木のポリゴンどれだけ作らなきゃいけないんだよと思うけど、実写と見紛うばかり。破綻が無いんです。だから没入感がエライことになってんですよね。
極めつけは敵を撃った時の銃創とかがちゃんと残るんですよ。今までのゲームって敵に銃弾浴びせたら血が出るだけで後は死体もシューって消えていくようなのが多かったと思うんですけど、バイオ7は敵を倒してもただただ撃った傷口そのままに倒れてるんですよね。とてもリアル。死体が消えてアイテム化するなんてホント前時代的だと思いましたわ。何で人外のモンスターが金持ってんだっていう。
で、敵は人間なんですが、笑えるくらいサイコ過ぎて「く、狂ってやがる！！」と言っちゃうシーンのオンパレード。このオッサンがデカいハサミとか持ってて家中追い回されるのがひりつくこと。オッサンにも自我があって「オラ、もっと来いよ！」とかめっちゃ煽ってくるんですよね。レスラーかよって。昔クリーピーていう駄作の邦画があって家の中でなぜか香川照之に追い回される映画なんですけど、アタオカ度合いで言ったら完全に香川超えてきてます。和製ホラーというのはどうも暗くていけない。このオッサンくらい振り切った方が絶対怖いから。まぁバイオ7も和製なんですけどね。
今の進捗としては蟲使いのババアと対決してるところで一気にクリアしたいんですが、仕事が忙しくなかなか手がつけられないんです。早く帰ってバケモノに会いたい、そう思いながら仕事してる今日この頃です。
