今日、3年目くらいのぺーぺーがジャケパンかましてるの見ました。上着がめっちゃ紺でズボンがめっちゃ灰のやつ。しかもそいつローファー履いてたんです。
これは由々しきことですよ。こちとら新人時代になまじ体育会系の部署に入れられたばっかりに先輩から浮ついてるとか言われてジャケパン禁止されて、社会人になってこのかたスーツ一本で生きてるんです。ただ一回だけジャケパンしたことあるんですけど、それも会食のある日に上着忘れて出社して、さすがに客と会うのにまずいっつって同期に頭下げてパッツパツのジャケット借りた時に偶然にもジャケパン的な配色になった時だけっていう。
それをなんですか今の若いもんは。こちとらジャケパンが許されるのは40過ぎてからの意識でやってるんです。一通り傘とかワニとかのポロシャツを通ってからじゃないとダメなはずなんです。不惑の称号とともに許されるべきなんです。それを今のやつらはシップス感覚で着てきますよね。え？この程度でオシャレっすか？みたいな顔して着てきますよね。初めてジャケパン買う時緊張したくせして。
その点、遅巻きのジャケパンデビューした後輩が一人いて、彼は立派でした。ちゃんとジャケパンデビューの前日に周りに一言入れてましたからね。僕明日ジャケパンで来ますって。客と会う予定はありませんって。律儀ですよね。なんでもそうですけど、いきなりデビューしたらみんな戸惑うじゃないですか。だから新台入れ替えでもAVでもデビュー前に告知するのであって、その辺の配慮を欠かしたらおしめぇよ。彼は見上げたもんでしたね。
でも、その彼のジャケパンを翌日見たら上下がほぼ同色でまじ爆笑しました。ジャケパンにチキり過ぎて上下のコントラストをつけないというね。なんならそいつただスーツの上下間違えて着てるだけに見えましたしね。いや、攻めるなら攻めよ？ってなりました。
何にせよ、スーツからジャケパンにする時のハードルの高さは異常ってことです。
