キジ猫世間噺大系

一人暮らしで猫を飼った男の末路

カレーを作る時は親の仇にでも会ったように玉ねぎを炒めろ

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結構な頻度でカレーを作っています。

今日も鍋いっぱいのカレーを作り、夏の心霊番組を観ながらもう一杯やっている。

僕のカレー作りのポイントは2点である。

ポイント① 玉ねぎはみじん切り、親の仇にでも会ったかのように黒くなるまで炒めろ!

何を差し置いてもこれである。

鍋にみじん切りした大量の玉ねぎをぶち込み、強火で延々混ぜ続ける。混ぜ続けると嵩が大体半分くらいになってきて、黒いペースト状になってくる。これこそがカレーを何倍にも旨くする外せないプロセスなのである!あめ色なんてぬるいことは言わせないぜ。旨み、甘み、コク、全てにおいて効いてくる。野球選手で言うところの素振り、マリオカートで言うところのミニターボくらい基礎的なことと心得るべし!

 

ポイント② スーパーでカレールーの横に売ってる100円の小袋をぶち込め!

スーパーに行くと大体カレー関連売り場にカレーパートナーという煮込み専用調味料が置いてある。玉ねぎペースト、フォンドボーペースト、マンゴーチャツネ等、色んな種類があるが、どれかひとつでもいいのでぶち込むのである。僕は大体その日の気分でぶち込んでるが、これだけで全然カレーの深みが変わってくる。100円の割りになかなかやるぜ。

 

昔聞いた話だが、新婚の嫁さんに味噌汁を作ってもらっても、どうも母親のようにうまくできない。が、それがなぜだか旦那はわからない。実は嫁さん出汁とってない。というオチなのだが、まさにこれ。カレーパートナーでも同じ現象起きちまうよ!

 

後は適当にハチミツ入れたり醤油やソースぶち込んだりルーをブレンドしたりしてるけど、上記2点だけでもかなりうまいカレーができるはずです。あ、ちなみに冷凍保存する時の具としてはジャガイモはNG。スッカスカで食えたもんじゃないからね。

いやー、おいしい。カレーだけでビールがどんどん飲めてしまう。みなさんも是非やってみては。

 

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真夏のカレーに要注意

さて、カレーを作ると思い出すのが、大学生の時に食中毒になった話。大学の最終年度に京都の壬生に一年住んだのだが、真夏、せっまいアパートの部屋で一人カレーを作った。僕はそれを冷蔵するでもなく食べ続けていたのだが、さすがに3日目に「おや?」という味がした。それから具合が悪くなるのに1時間もかからなかった。思えば人生で初の食あたりであった。あの頃、ほとんどバイトしかしてなかったけど、バイトのシフト代わってもらったっけ。

 

最後のモラトリアムだったあの頃、全然金はなかったけど楽しかったな。当時神聖かまってちゃんが出てきてて、よく聴いてたっけ「23歳の夏休み」。僕は当時24歳だったけど、何だか共感してたんだろうな。夏の予定が無いあたり。

 

今年の夏もこれといった予定はないけど、僕の夏はこれでいいのである。

サンサン太陽がまぶしいぜ。