3日目です。2日目はこちら↓↓
この日Kingは家族デーということで、M田と2人で島一周をすることに。宮古島は車で3時間もあれば一周できる小さな島なので、島一周デーを設けると良いと思われます。
最高の弁当屋「魚幸」
とりあえず当てもなく車を出したんですが、M田が最強の弁当屋があるというので「魚幸」なる店まで行ってみたらば、これがかなり良かったです。まずこの大東寿司500円というのが美味いです。これ、台風速報とかでよく聞く南大東島がある大東諸島発祥の寿司で、特製のタレにつけたサワラの握りとのことです。漬けの寿司って美味しいね。あと、僕は食べてないのですが白身の天ぷらもかなりうまいらしいです。
これにはM田もご満悦。
あと、この店には100円の沖縄そばがあるんですけど、よその店で食べたものより美味でした。
留守番をするKing
弁当屋でのんびりしてたらKingからラインが入り、曰く、息子が熱を出しているため夕方までKing一人で面倒を見なければならないとのことでした。奥さんと義両親はカフェとグラスボートに行くとのことで、ハブられKingになってました。さらに昨日は晩飯難民になってどこの店に行っても空いておらず、King一族が全員涙目になって結局マックスバリュで買った食材を部屋で食べたとのことでした。さしずめ「コロナ様様で空いとるわ」ゆうて予約を怠ったのでしょう。なお宮古島に来てからまだ一回も外の店で食べてないとのことでした。
さすがにKingが不憫になり、大東寿司を差し入れしてあげることにしました。車で寿司を持っていくなり出てきたKingは「俺ちゃんの旅は昨日で終わったわ・・・」と遠い目をして呟きました。その後、宮古島まで来てずっとスマホで麻雀ゲームしてたらしいです。この調子では満貫すら出ていないことでしょう。
別れた後、Kingからラインが来て「俺ちゃんのチャリカーボンやのうてアルミやったわ」と白状してきました。人の慈悲に触れて素直な心を取り戻したのかもしれません。でも、聞いてもないのにチャリのHPリンク貼ってきて「どや、かっこええやろ」と送ってきたのでリンクも開かずに「十分かっこいいですね」と返しときました。
ダグズコーヒー訪問
コーヒーにハマってるので個人的に行きたかったダグズコーヒーに行ってみました。
豆の種類は#0,#1,#3,#5,#7と5種類があり、数字が上がるにつれて浅煎りになって酸味が増しフルーティになるようです。なかなかに洗練された店内はブランディングの勝利だと思いました。僕は飲み比べして楽しんだんですが、M田にとってはコーヒーは待ち時間に仕方なく飲む汁なのでつまらなそうな顔をしてました。
GOTO池間大橋
初日に一人で伊良部島に行ってるのでこの日は池間島を攻めることにしました。車で池間大橋へ向かう道中、ヤシガニ出没注意の看板があったんですが、実際夜とかに出てきたらまじ怖くないですか?ハサミの力はライオンの噛む力に匹敵するらしいですよ。家の中でヤシガニが逃走した人のブログ読んだんですが恐ろしすぎました。最初の町から2つ目のダンジョンに出る敵くらいの強さはありそうでした。キシャーー!!とか言って酸を吐いてきそう。
店の屋上から池間大橋を眺める。
西平安名岬から池間島を臨む。ニシヘンナザキと読みます。海の色のグラデーションがよくて速攻で会社のPCのデスクトップ背景にしました。
すむばり食堂でソーキそばを食す
お腹が空いたので池間大橋の近くの食堂でソーキそばを食すことに。蛸料理が名物とのことですがあえてのソーキそばに。味はノーコメントで。
M田のタコスミ焼きそばは美味。
島尻のマングローブ林
個人的にマングローブの根をジロジロ見たい欲があったので、マングローブ原生林へ行ってみました。汽水域にしか生えないマングローブの風景はコッポラの地獄の黙示録を彷彿とさせました。
ちなみに以前Kingとフィリピンのパラワン島に行った時に現地の食堂でタミロックという謎の料理を頼んだら、マングローブの根に巣食うめっちゃキモい貝だったんですよね。船とか食べるんで別名フナクイムシというバケモノだったんですよ。僕はただただ不味くて食えなかったんですが、Kingはうめぇうめぇ言って平らげてたのがフラッシュバックしました。
マングローブはメヒルギやらオヒルギやら言う木の総称で、M田曰く黄色の葉に塩分を集めて葉を落とすことによって塩害から免れているとのことでした。確かに緑の葉はちぎるのに力が要る一方、黄色い葉はポロっと取れるんですよね。そしたらM田が黄色の方はめっちゃ塩辛いんで食ってみてください、この大自然の息吹を肌で感じてくださいとか言い始めて、公衆トイレで葉を洗って食べ比べさせられました。まぁ確かに黄色の方が塩辛い感じはしたんですが、緑も黄色もエグくて不味いということだけは疑いようのない事実でした。
東平安名岬の灯台に登る
それから車ぶっ飛ばして島の最東端の東平安名岬へ。灯台のてっぺんからの写真です。
ゴロゴロした岩は津波石で1771年の八重山地震の名残だとか。津波が来る前に潮があり得ないほど引くので婦女子が沖まで歩いて行って色とりどりのサンゴや魚を見て遊んでたら怒涛の返す波に飲まれたらしいです。地球滅亡の隕石がめっちゃ綺麗みたいな感じでこの話エモくないですか。新海誠みありませんか。
根と根の間をダイビングしてみたい。
与那覇前浜ビーチはオトナな雰囲気
M田がギャルが見たいとか言い始めたので、東洋一美しいとされる与那覇前浜ビーチへ。残念ながらギャルはおらず家族連れが多い印象。M田曰く、若いギャルはカネが無いため湘南や白浜で手頃に済ませわざわざカネをかけて宮古島まで来ることがない、と考察してました。
来間大橋を臨む。
リッコジェラートはピスタチオを頼むべし
その後、市街へ戻り宮古島では外せない映えスポット「リッコジェラート」へ。これピスタチオが抜群にうまいんですよね。M田はトリプルでピスタチオ・ピスタチオ・紫芋をキメてました。門前仲町にも店舗があるようなので今度行ってみよう。
志堅原でミーバイのマース煮に舌鼓
夜は宮古島でも屈指の人気居酒屋「志堅原」へ。ようやく自由の身になったKingも合流し、怒涛の酒盛りをおっ始める我々。通ぶって泡盛のことを「シマ」とか言って飲んでたら度数が高いので結構酔ってくるんですよね。
ミーバイというハタ系の魚をせっかくなのでマース煮にしてもらいました。マース煮とは塩と泡盛だけで味付けをする調理法です。Kingがうまそうに食べてますが、僕は酔っててもう味がわからなくなってました。濃い味=うまい、みたいになってました。
この時、KingのロードバイクのHPリンクを開いてないことがなぜかバレてぶん殴られました。
この石焼きスープチャーハンというのがやたらとうまかったんですよね。再現したいと考えてます。
屋外でただ飲む
時間になって店を追い出されたのでホテルの前にあったテーブルでM田のラフロイグをただただ飲む。この時、ゴキブリがおるぞー!とか言ってテンション上がって氷を滑らせて当てようとしてたんですけど、ただの木の葉だったという事件が確かありました。
ホテルでM田が足でベットメイクしてくれて普通に寝落ちしましたとさ。
次回予告
お客さんは同伴ばかり!?SAPデビューで「ぬちどぅたから」。
乞うご期待!